「実業」とは、アントレプレナー精神なり!
早稲田実業学校創立100周年のおりに、一部で校名変更の提案が出されました。しかし校友会で、卒業生にアンケートをとると、圧倒的に現校名を支持する声が強く、とくに若い卒業生ほど熱烈な支持があったこともあり、校友会執行部は、つよく現校名の維持を主張いたしました。いまや申すまでもなく、「早稲田実業=早実」は、全国区的な「ブランド」となっており、校名維持を決断された学校側のご英断に深く感謝するしだいです。
さて、「実業」というのは、普通は、「ビジネス」と訳したくなるところですが、天野為之先生が提唱された意味は、じつは「アントレプレナー」の精神に近いのではないでしょうか? すなわち自らの描いたイメージ(夢)を大切にし、明確な自己責任のもと、誰に頼ることなく自立し、自らの道を切り拓く「起業家」精神のことです。本校の著名な卒業生を見ましても、経済・政治・学術・芸術・スポーツ界と分野は違っていても、みなこの精神が貫かれていると感じます。
卒業生諸君、何事にもこの「実業」精神をもってチャレンジし、大きく飛翔されることを期待します!
早稲田実業学校校友会 会長
伊藤 祐吉(昭和34年卒)